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道楽者の部屋

病いの顛末と現在について・・・その6

絶好調〜で〜す!
永い鉛色の雪雲から、一気に福寿草の咲く春になったような気分です。
たった数日の不調状態からですが、信じられないくらいに清々しい気分です。

診察室のドアを開けると、担当Drの顔。
「どうですが、調子は?」の問いに、「絶好調です。仕事がしたい気分でバリバリです」と答えます。

担当Drの考えでは、投薬量を減らして再トライ。
それでもダメならば、他の抗がん剤治療に変更してトライです。

ワタクシの考えは、この時点で決まっていましたネ。
でもまぁ、昨日の今日ですから、取り敢えず1週間は仕事に専念させてもらい。
11/18の投薬再開予定前日に、結論を出すと言うものです。
病いの顛末と現在について・・・その6_c0033513_20495024.jpg
そして迎えた本日が、その連絡日。
担当看護師さんへの連絡TEL。

結論は、一切の抗がん剤治療は受けないという事を伝えましたヨ。

抗がん剤治療によって、完治したと認められる人10%。
同じく、延命効果が認められる人を合わせると、20%程なのだそうです。

この20%を高い確率と見るか、低いと見るかはその人の人生観によって異なるのでしょうね。

ワタクシにとって、残りの治療期間150日。7クールの冒険をする気持ちは無かったのです。

それよりも、ゼローダ(抗がん剤の飲み薬)を止めてからの1週間は充実の一言!
何を食べても旨い!という言葉しか出ません。
個人的な幸せのメインメーターは、食べ物を美味しいと感じられる事なんですよ。


思い返せば、大腸ガンが見つかって、初めてのDrとの話し合いで言ったコトバ。

だらだらと延命治療主義にて、個人的に満足が得られない生活をする位ならば、
延命リスクがあっても、好きな自転車も乗れるくらいの充実した生活が出来る治療方法を選んでと・・・・

まぁ、この時はオペ前のカンファレンスも終わっていない時期なので、治療方針など早計だったのですけどね。


子供の頃から、自覚していますけど。
僕はヤッパリ!蟻とキリギリスのキリギリスなんですよ。


さて、今後は5年後の生存=完治とみなすを目指して、充実したキリギリス生活を目指しますネ。


よって、顛末記は一度終了となりますヨ。


また時折、健康について記したいと思います。
Commented by 堀川 at 2015-11-18 16:28 x
橋本さん!らし~いですね(笑)。
清いご決断。
私には、まだまだ、人生を謳歌したい気持ちが強くて、無理です。
ともかく、御身体を大切にしてください。
Commented by t-hassi at 2015-11-19 00:25
有難う御座いま〜す。
5年後生存率なんて言葉で表すとリアルですけど、半分以上は5年以上生きると言う事ですね。
誰しも一度は死ぬので、それが早まった可能性があるというだけですから、人生に何ら変わりが有りませんよ。
もちろん、無機質な時間の使い方は止めますけど(笑!
なので、来季のツアーはいつもの通り開始しま〜す!
by t-hassi | 2015-11-17 21:18 | 健康 | Comments(2)